そもそも、ボーイスカウトって何?ボーイスカウトは、健やかなこどもを育成する、世界的な運動です。その歴史は古く、1907年にイギリスで開始されてから既に100年以上が経っています。 161の国と地域で、約3000万人以上が参加する活動ですが、目的は世界で共通。 『Creating a Better World(より良き社会を作る)』 良い社会を作ることのできる、良い社会人を育成する活動が、ボーイスカウト活動です。 ボーイスカウトといえば、「奉仕活動」「キャンプ」「山登り」を連想する方が多いと思いますが、これらは全て目的を達成するための手段なのです。 どんな活動をするの?こう言うと少し乱暴ですが、参加しているこども達が、より良き社会人になるための事なら何でもします。創始者であるイギリスのベーデン=パウエル卿は、こどもの旺盛な冒険心や好奇心を、野外活動や自然観察、グループでのゲームの中で発揮させ、自立心や協調性、リーダーシップを身につけさせようと説きました。 その考えは今にも引き継がれ、こども達の心と体、そして社会性を養うために、野外での集団行動を積極的に行っています。 具体的には何をする?こどもは年代によって、出来る事や仲間との関わり方が変化していきます。そのため、ボーイスカウト活動では、次の5つの部門で活動しています。
各部門には、それぞれの年代に合わせて、興味を持って取り組める課題を用意しています。 その課題をクリアするとバッヂが手に入ります。多くのバッヂを制服につけることは、多くのことに取り組み、達成してきた証になります。 |